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DJ-ウォルグリーン、万引防止策を見直し 窃盗減少で

Dow Jones · 01/06/2023 15:59

 米ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、万引防止の取り組みが行き過ぎていた可能性があると述べた。

 店舗数で全米2位のドラッグストアチェーンであるウォルグリーンは昨年、セキュリティー強化に多額の資金を投入した。だが経営陣は、万引防止策の一部は効果がなかったことを認めている。ジェームズ・キーホー最高財務責任者(CFO)は5日、窃盗による損失が大幅に減少していることから、現在は万引防止策の縮小を検討中だと明らかにした。

 キーホー氏は2022年9-11月期(第1四半期)決算発表後のアナリストとの電話会議で、窃盗による損失について「昨年は過剰に反応したかもしれない」と振り返り、セキュリティー強化に関しても「行き過ぎた取り組みだった。今後は規模を縮小する可能性がある」と話した。

 ウォルグリーンは万引防止策に多額を投じており、それが9-11月期の全体的なコスト増につながったことから、戦略を見直しているという。万引防止策の費用は明らかにしていない。

 キーホー氏によると、現在では窃盗、不正、破損行為などに起因する在庫損失を指す「シュリンク」が小売売上高の約2.5%に低下した。昨年は3.5%に上ることもあったという。窃盗件数の減少を理由に、同社は23年8月期の売上高予想を1335億~1375億ドルに上方修正した。

 全米小売業協会(NRF)が小売業者63社を対象に昨年実施した調査によると、業界におけるシュリンクは20年の908億ドル(約12兆円)から21年には945億ドルに増加した。そのうち約37%は組織的窃盗グループなど外部による犯罪だった一方、26%は小売業者の従業員に関連していた。