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DJ-セールスフォースの顧客、スラックに心動かず

Dow Jones · 01/05/2023 22:15

 顧客関係管理(CRM)サービス大手の米セールスフォースは、約2年前に企業向けコミュニケーションツールを手掛けるスラック・テクノロジーズを277億ドル(約3兆7000億円)で買収した当時、この組み合わせは「全てがデジタル化されどこにいても仕事ができる世界での、全ての人の働き方を転換させる」と述べていた。だがアナリストによると、企業のテクノロジー導入担当者はこれまでのところ、感銘を受けてはいない。

 この買収は、新型コロナウイルス禍で企業がリモート勤務システムに移行する中、急成長する通信・協業ソフトウエア市場でシェアを獲得する狙いだった。

 調査会社フォレスター・リサーチの副社長兼主席アナリストのリズ・ハーバート氏は、セールスフォースの代表的な製品であるCRMソフトの市場の企業は現在、メッセージ機能や協業機能の追加に左右されてはいないようだと述べた。

 「スラックに関しては、セールスフォースの顧客基盤からはそのようなツールの潜在需要が見られない」とし、「顧客を引きつけるものになっているわけではない」と語った。

 ワークウエアブランドの米カーハートのカトリーナ・アグスティ最高情報責任者(CIO)は、セールスフォースの販売・サービス・マーケティング向けクラウドサービスを利用しているが、今のところスラック買収によってセールスフォースの利便性が高まったわけではないと述べた。

 同氏は、カーハートはすでにマイクロソフトの協業アプリ「チームズ」に投資し利用を続けていて、スラックの機能はこれに類似しているとした。