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DJ-【話題】サッカーW杯観戦を覚えた米国民、今年は賭けも?(2)

Dow Jones · 11/15/2022 21:09

 同氏は「(勝敗表で)1ポイントを稼ぎたいと思うチームは、より防御に回り、必ずしも無理して勝ちを目指そうとしない可能性がある。つまり、こうした状況を検討する際には、(試合の)戦略が関係してくることになり、これは賭ける際のハンディキャップに追加しなければならない要素の一つだ」と指摘した

 コストス氏は、あるチームに勝ってほしいと思うのであれば、とりわけ決勝トーナメントにおいては、あまり考え過ぎるべきではないと忠告する。そのチームが次の試合に進むことにだけ賭け、サッカーに特有の賭けのルールに惑わされるべきではないという。

 「あるチームが90分の試合時間内に勝利することに賭けた場合、そのチームが延長やペナルティーキックで勝った場合、その賭けは負けとなる。こうしたことに注意しておくべきだ」と同氏は語った。

 カタール大会が前例のないタイミングで開催されることも、オッズメーカーや賭ける人の双方とも正確な予想をすることができない要因の一つだ。

 ウェルチ氏は「(今大会が)欧州のサッカーシーズンの最中に行われるという事実は、大きな混乱要因になる。各チームは、かなり厳しい条件の中で選手がチームメートとして戦うための準備を通常より短い期間で進めなければならない」と語った。

 準備期間が短くなったことで、選手たちがクラブチーム間の試合での負傷から回復するための時間が減っている。ウェルチ氏によれば、これは、主力選手がまだ十分に仕上がっていない状態でカタール入りしたり、場合によっては大会に全く出場できなくなったりする可能性があることを意味するという。

 バイエルン・ミュンヘンのストライカー、サディオ・マネ選手は最近、向こうずねを負傷しており、W杯に出場できない可能性が出ている。それによって、大会でのセネガルの勝利の可能性が大きく損なわれるかもしれない。

 韓国の孫興民(ソン・フンミン)選手は、眼窩(がんか)の骨折で手術を受けたにもかかわらず、W杯への参加を希望している。彼は11月1日にトットナムの選手としてチャンピオンズリーグでの試合に出た際に負傷していた。

 ウェルチ氏は、南米とアフリカのチームに注目している。これらチームが、欧州のチームよりも、カタールの気候にうまく適応できる可能性があるためだ。

 ウェルチ氏は「セネガル(ドラフトキングスが付けたオッズは100倍)には、マネがいる(彼が健康ならばだが)ほか、チェルシーのチームメートのエドゥアール・メンディーとカリドゥ・クリバリもいる」とし、「セネガル・チームは、グループAでオランダを破り1位になる可能性(オッズは4.5倍)がある」と語った。

 ウェルチ氏は、同様の背景から、カメルーン(決勝トーナメント進出のオッズは3.5倍)がグループGで、予想外の好成績を収める可能性があるとみている。同氏によれば、カタールの暑さが、対戦相手のスイスやセルビアよりも、カメルーンに有利に働く可能性がある。

 コストス氏は、優勝の確率が最も高いのは、南米選出のチームだとみている。

 同氏は「今回のW杯では、アルゼンチンに期待している。メッシの活躍の舞台になると思う。アルゼンチンが優勝するだろう」と語った。

 アルゼンチンは今回のW杯で優勝する可能性が2番目に高い(オッズは5倍)とみられている。最も優勝の可能性が高いとされているのはブラジル(オッズは4倍)だ。