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DJ-[更新]ブロックファイ、破産申請準備 FTX破綻の影響拡大

Dow Jones · 11/15/2022 15:38

 暗号資産(仮想通貨)の貸し出しを手掛ける米ブロックファイが破産申請に向けた準備を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社は破綻した暗号資産取引所FTXに「大きなエクスポージャー」があることを認めていた。

 ブロックファイは先週、FTXを巡る不確実性を理由に通常営業ができないとして顧客の資金引き出しを停止。プラットフォーム上での活動を制限していた。関係者によると、ブロックファイは連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用申請に備える間、従業員の一部をレイオフする計画だ。

 ブロックファイはコメントの要請に応じなかった。

 ブロックファイが破産を申請すれば、FTX崩壊の連鎖リスクが改めて浮き彫りになりそうだ。

 FTXとその関連企業は11日、連邦破産法第11条の適用を申請したが、どの暗号資産会社が同社に絡む資産を保有している可能性があるかについて開示しなかった。

 ブロックファイは14日のブログ投稿で、同社はアラメダ・リサーチへの融資やFTX・ドット・コムに保有する資産など、FTXとアラメダに「大きなエクスポージャー」があると述べていた。ブロックファイは、同社資産の大半がFTXで保管されていることは否定している。

 投稿によると、「当社にはいくつかのシナリオがあり、最善策を決定するために取り組んでいる」とした。またブロックファイは14日、法律事務所ハイネス・ブーンが引き続き同社の主要外部顧問を務め、バークレー・リサーチ・グループを財務アドバイザーとして雇ったことも明らかにした。

 さらに「あらゆる選択肢を検討するために必要な流動性を有しており、次の方向性を検討するため外部専門家を起用している」と説明した。

 ブロックファイは最近、法律事務所ハイネス・ブーンで破産法を担当するケンリック・カットナー氏と協力していると関係者らは話している。カットナー氏はコメントの要請には応じなかった。

 同社は暗号資産が急落した今夏、FTXが救済に動いた企業の1社だ。7月にはFTXから4億ドル(約558億円)の回転信用枠を確保。その際の合意には、ブロックファイを買収するオプションがFTXに付与されていた。